| 13 土田麦僊 舞妓林泉 1924年 踊り子といえばドガの名が思いだされるように、舞妓といえば麦僊の名が浮かぶほど、麦僊は多くの舞妓の絵を描いている。ここでは、新緑の南禅寺天授庵を背景に、着飾った厚化粧の舞妓が、肉感を極度に抑制してあたかも人形のように表されている。欧州旅行でイタリア・ルネサンスのフレスコ画やセザンヌらの近代絵画を直に見る機会に接した麦僊が、いっそう緻密で厳格な画面構成を試み、帰国の翌年、第4回国画創作協会展に出品した作品である。古今東西の様式を貪欲に取り入れつつ、写実と装飾の融合を目指した麦僊の、清明な華やかさに満ちた代表作といえよう。 |
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出典: |
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20世紀の絵画 |
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2005年 |
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p.252 |
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